第三回1988年 国際歯周病学会の記念品^^♬
院長は今、開業当初からの荷物の整理にこの8月のお盆から取り掛かっています。←まだ終わってないという。。。。。
そんな中、上↑のようなものが出てきました。
1988年にあった第三回国際歯周病学会に京都で参加した時の珍しい記念品です^^
手前、半円柱型の太い木の棒は歯木(しもく又はしぼく)と呼ばれるもので、今から1450年ばかり昔、高僧や貴族たちは仏前での礼拝に先立って身を清めるためにこれで歯をこすり綺麗にしたと。
この、記念品の歯木は現在も高野山で灌頂の儀式に実際に用いられているものだそうです。現在ではもっぱら精神的な煩悩を払うための一仏具として伝わっているそうです。
向こう側の先が毛羽立っているのは房楊枝(ふさようじ)と言われ歯を磨いたり、お歯黒をしたりするために作られ、江戸時代になると歯を磨く習慣は次第に広まり、さらには房州砂などの歯磨き粉も市販されるようになったそうです。
当時のブラッシングはもっぱら朝の起床時だけのもので、心身を清めるための宗教的儀式の色彩が濃厚だそうです。
なんだか、考え深いものがありますね!
歯ブラシの起源とも思われる記念品を院内のショウケースに飾っておきますね^^
懐かしいものがたくさん出てきます。。。。。
2016/08/28
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