小児歯科

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一人ひとり個性があるように、お子様の成長にもそれぞれの違いがあります。お口の中も同じく、体の成長にともなっていろいろな変化が現れるようになります。

子育て中のお母様やご家族の方は見慣れないことにビックリしたり、不安になってしまったりすることもあるでしょう。

初めてのお子様であればもちろんのこと、きょうだいの間でも違いがあってわからないことはたくさん。

ホワイト歯科医院はお子様の成長を見守るご家族のお手伝いができればと、「歯のはなし」を作りました。(一部以下にてご紹介致します。)

小児担当歯科衛生士の目標
  1. 4歳までに一本もむし歯をつくらないように!
  2. むし歯を防ぐために、1日2回(起床時、就寝時)フッ素歯磨き剤を使って
        ブラッシングする習慣を作りましょう。
  3. 好き嫌いなく何でもしっかり噛む習慣をつけ、顎・脳の成長を促しましょう。
  4. 小さい時から定期健診によってお口の中の病気のリスクを早期に見つけましょう。
  5. 個々の個性にあった予防を具体的に進めます。

ドライマウスが引き起こす障害

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食生活の見直しが大切
食生活の見直しが大切
  • ミュータンス菌を感染させないために、3歳すぎまで他の家族と食器を共有しない。
  • 毎日の仕上げ磨きの徹底、上の奥歯は外側の面、下の奥歯は舌側の面を忘れずに磨いてあげましょう。
  • 3歳まではフッ化物歯面塗布を年3回、ブクブク・ペーができるようになったらフッ素が入った歯磨剤を毎回使いましょう。
  • 歯科検診は年3回以上受けましょう。
  • 永久歯のむし歯予防は、学校と協力してフッ化物応用とシーラントをできる限り早期から行いましょう。
虫歯になる原因は?
虫歯になる原因は?
  • 1~2歳では、上の前歯の歯ぐきに際と、横の隣接部分にむし歯ができやすい。
  • 2~3歳では、奥歯の噛み合わせの面にむし歯ができやすい。
  • 3~5歳では、奥歯の隣接面にむし歯ができやすい。
  • むし歯の発生には、むし歯の原因であるミュータンス菌の口腔内感染が大きく関係しています。
  • ミュータンス菌の感染は、乳歯の萌出とともに始まり11~36ヶ月に多発します。
  • 母親の唾液中にミュータンス菌が多いと、子供にうつりやすいようです。

むし歯になりやすさは少量の唾液で簡単に検査できます。子供さんだけでなく、家族の(大人)のむし歯リスクも知って一緒にむし歯予防をしていきましょう。

虫歯予防

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歯みがき

歯みがきは、むし歯予防には欠かせません。毎日きちんと磨くことで、むし歯菌のかたまりであるプラークを取り除き、口の中を清潔にしましょう。仕上げ磨きは子供が小学生3年生になるくらいまで続けて下さい。

歯みがきを嫌がる子供さんは多いのでは?お母さんが必死になっていませんか?必死になるとつい力が入ってしまって子供さんは痛いかもしれません。余裕をもって、歌を歌ったり、歯医者さんごっこしたりしながら楽しく優しく磨いてあげてくださいね!

フッ素

フッ素はエナメル質を強化して、守ってくれる「歯の鎧」のようなもの。初期のむし歯を修復してくれたり、むし歯菌の働きを弱める力もあります。

毎回フッ素入りの歯磨き剤を使い、2歳から15歳までは、年に2回以上歯科医院で高濃度のフッ素を塗ってもらいましょう。

フッ素

うがいの出来ない小さな子供さんは、フッ素ジェルなどを歯ブラシの毛先にゴマ粒くらいつけて、指で押し広げて歯磨きをしてあげてください。

キシリトール

キシリトールは、天然素材の甘味料。悪玉むし歯菌であるミュータンス菌の活動を抑え、歯の再石灰化・唾液の分泌を促す働きがあり、むし歯予防に効果があります。

キシリトール

食事やおやつの後に、毎回少量ずつとりましょう。

食生活

食生活では甘いもののとり方が大事です。

食後のデザートとしてたっぷり食べる○!ダラダラ少しずつ食べる習慣は×!唾液が多いとむし歯になりにくいので「よくかむ」食事を取り入れてみてください。

日本の和食はまさにあごの発育をむし歯の予防に適したご飯です。一口30回かむ事は難しいかもしれませんが意識してかむ癖をつけてもらえると、唾液もしっかり出て健康なお口になりますよ。

健診

健診も欠かせません。初期のむし歯はお母さんも気づきにくいもの。子どもは集団検診がありますが、設備や時間に制約があるため必ずしも完全に診るとこはできません。定期的(3から4ヶ月に一度)に歯科医院に通うようにして歯医者さんに診てもらいましょう。

むし歯ができてからだと、歯医者に行くのが嫌になってしまうので、むし歯の治療前に「予防」で歯科医院を受診して慣らしていきましょう。

丈夫な歯と顎の作り方

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歯みがき嫌いを治すには!年齢別アプローチ
0歳~1歳 不快感させ与えなければ仕上げ磨きを受け入れてくれます。ただし、心が嫌だと感じたものは、体全体で拒否するので痛くない仕上げ磨きを心がけましょう。
2歳~3歳 自我が芽生える時期。心では「歯みがきの大切さ」を理解していても、歯みがきの習慣がなかったり、以前に痛い思いをしていると抵抗します。遊びや絵本を使って興味を引き出す。自尊心をくすぐるなど試してみてください。
4歳以上 ものごとの分別がつき、話せばわかり、我慢もできるようになるので、痛くないことがわかれば、仕上げ磨きをさせてくれます。
歯みがき嫌いを治すには!タイプ別アプローチ

相手が子どもだけにマニュアルどおりにスイスイいかないのが泣き所ですが、解決策は必ずあります。わが子の歯みがき嫌いはどのタイプなのか、例をあげてみるので参考にしてみてください。あせらず気長に取り組みましょう。

①歯みがき恐怖症タイプ 歯みがきが決して怖いことではなく、お風呂での体を洗ったり、トイレの後の手洗いと同じと教えましょう。絵本やビデオを上手に利用してみてください。
②号泣タイプ 手早く、手短に!!
『アッ猫さんだ』と子供がハッとするようなことを言ったすきに数秒でもサッとみがき、少し大げさなくらいほめましょう。
③こだわりタイプ 別の味や種類に変えてみましょう。
フォームタイプやジェルタイプもおすすめです。
④イヤイヤタイプ スキンシップ不足?
だっこ、マッサージ、くすぐりっこ、ゴロゴロ芋虫、でんぐり返しなど転がる遊びで姿勢の変化に対する恐怖を取り除きましょう。
⑤カミカミタイプ 子供が口をあけるまで待ちます。
いずれ開けたらササッとみがいて大げさにほめてあげましょう。
⑥大暴れタイプ ①のタイプと同じく、絵本やビデオを利用したり、仕上げをする人のテクニックUPやハブラシを変えてみるなどしてみましょう。どうしてもダメな時は無理をせず、キシリトールや週末磨きで乗り越えていきましょう。
あごを大きく育てましょう

乳歯は20本なのに対して永久歯は28本と数が多く、1本あたりの大きさも永久歯は乳歯の1.2倍と大きくなります。ですから、入れ物であるあごの骨が大きく育っていないと永久歯が前後にずれたり斜めに傾いたりしてキレイに並ぶことが出来ないのです。

では、キレイな歯並びを作るために大切なあごはどうやって大きくしたらよいでしょう?

それは・・・「よくかむことであごは育ちます。」

あごにとって、走る、跳ぶなどの運動に匹敵する唯一の運動が「かむ」という行為です。食べ物をかむとその力は顔の筋肉を介して頭蓋骨全体に伝達され骨の細胞を圧迫したり、牽引したりします。その様に骨がたわむことで骨を作る骨芽細胞が栄養を取り込み、骨を増やした結果あごが育つのです。

その他

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  1. 歯並びの矯正や、受け口治療などご相談ください。
  2. 当院はキッズコーナーを完備しておりますので、小さいお子様がいて通院を遠慮がちな父母様、専属スタッフが診療中ご面倒見させて頂きますのでゆっくりとご相談できます。

大切なお子様の歯のことです、ご不明な点やご質問だございましたらお問い合せください。