- カルシウムCa拮抗薬と歯肉
- 更新日:2013年05月14日
高血圧のお薬の1つに、カルシウム拮抗薬を処方される事があります。
Ca拮抗薬は高血圧や狭心症、不整脈などに使われます。
ニフェジピンやアムロジピ、ベラパミル等。
カルシウム拮抗薬は、グレープフルーツと共に取ると、
グレープフルーツに含まれるフラボノイドと言う色素成分の一種が
お薬の代謝する酵素の働きを弱めてしまうので、
お薬が代謝されにくくなり、
お薬の作用が増大して低血圧を招く危険があります。
お薬を飲んで、2〜3時間経てばお薬は吸収されるので
グレープフルーツジュースを飲んでも大丈夫なのですが、
先にグレープフルーツジュースを飲むと
十数時間はカルシウム拮抗薬は飲んではいけません。
グレープフルーツやそのフレッシュジュースにはその作用があり
果汁還元ジュースや
みかんやオレンジには阻害作用はないようです。
『栄養と料理』2000年3月号より抜粋
それと共に気をつけなければいけないのが、
Ca拮抗薬による歯肉肥厚があります。
Ca拮抗薬による繊維芽細胞への影響により
細胞外基質の分解が抑制され、歯肉の増殖に至ると言われています。
その為、入れ歯が合わなくなったり、
酷くなると、歯肉の外科的OPが必要になる時があります。
服用されている方は、より以上に、
口腔内の衛生を効果的に徹底することによって
歯肉の肥大が起こりにくくなります。
当医院の患者様の中でも、
プロフェッショナルなクリーニングで管理することにより、
飛躍的に改善された患者様がいらっしゃいます。
先日も、患者様からのご相談がありました!
服用されている方は、留意されながらの生活をお願い致します。
昨日、岡山から帰ってくると、
娘達から、母の日のプレゼントが、
可愛いメッセージと共に我が家にやってきていました^^
娘達は私のことを想い、私は母の事を想います。。。。
母は私や孫の事を心配し、皆が、それぞれを想っています^^
ありがとう〜〜〜☆
頑張りますね^^
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