- 抗加齢医学の実際2009
- 更新日:2009年09月23日
開会の言葉をお話しする市橋正光教授。今までの取り組みを振り返る。
院長と共に、この20日・21日二日間みっちりと、
『抗加齢医学の実際2009』と題し有名な先生方のセミナーに
出席してきました。
口腔内と全身と言う関係を中心に
ドライマウスの第一人者斎藤一郎教授のお話もありました。
歯科医師からの観点でお話されるのでいつも、
考えさせられ勉強になる事がたくさんあります。
水島広子先生(元国会議員)の漢方医療と精神医学の接点と言うテーマでお話が聞けました。
お父様は抗加齢医学の会長をされていていました。
ロンドンの研究からベルリン加齢研究、エール大学、
そして日本の研究まで幅広く
とても、はきはきと理路整然とお話しをされます。
いつも、白衣のような白の服しか着ない議員さんと言う
印象だけの彼女でしたが・・・
講演の中で言葉の中にお人柄が伺われ、好感を持ってしまいました♪
他、本や雑誌、TVに活躍されている青木晃先生や、
京大・九大・阪大の先生方の専門的なお話も面白いものでした。
特に面白かったのが、ノーベル賞候補の筑波大学名誉教授の村上和雄教授のお話でした。
村上教授は人間の16000個の遺伝子を
99.99パーセントの精度で解読した人物です。
その解読の複雑さから、それにかかる投資は1000億円、
勝ったり負けたりの世界だそうですが、
10年後には10万円で自分の遺伝子が
全て分かる時代になると豪語されました(@@)
その村上先生が、
笑いと血糖値と言うエビデンスを打ちたて、『笑い』を科学にするべく
吉本興業と提携し研究をしているのです。
目に見えないものもあるんだよ♪
【日本笑い学会】http://www.age.ne.jp/x/warai/と言う真面目な学会で、
ドクターは勿論、哲学者など沢山の方が参加されているそうです。
薬を飲まなくても笑いによって血糖値が下がるというエビデンスを
村上教授は打ち立てたのです(*^_^*)
面白かったら、笑う!確り笑う!
面白くなくても笑う!それが、遺伝子まで影響するのではないかと言う
お話しでした。
1個の細胞遺伝子ゲノムから、宇宙の話、地球の歴史、〜〜〜
そして、目に見えない世界までの幅のひろ〜〜〜いお話で、
確り、笑わしていただきました。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆ (^0^)/
ついつい、歯科だけの世界の中で生きていると、
井の中の蛙になる傾向があり、
当医院には沢山の病気を持ちながら歯の治療をされている
患者様が来院されます。
歯・口は身体からけっして分離されているものではなく
その方患者様をそのまま全てを受け止めさせていただき
歯の治療をさせていただくためにも
とても勉強になる学会なのです(*^_^*)
お疲れ様でした!(^^)!
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